台風5号対応


 8月20日付けの日刊岩手建設工業新聞に、盆中に襲来した台風5号の対応について建設業協会の取った対応について紹介した記事が掲載されていました。今回の台風は中心より近い宮古より、岩泉や久慈方面の被災が多い印象です。

 私にも向井田会長から8月12日の早朝に電話があり、何かあったら報告して欲しいとの旨を伝えられましたが、建設業協会としては「被災情報収集パトロール」を確実にして欲しいくらいの依頼を受けた程度で、応急復旧の依頼は何もありませんでした。

 私個人としては、13日の早朝から「被災情報収集パトロール」をして、13日の夕方に新里総合事務所から復旧対応の相談の電話があったので、14日の早朝から現場調査してから打合せしましたが、早急に作業することはありませんでした。

 8月19日から本格的に現場を稼働することになり、盆中には知らなかった情報が色々と入っています。この様な災害時はいつもそうですが、時間が経てば経つほど山奥の情報が入って来ます。実際19日の昼過ぎに、林道の補修をして欲しいという依頼があり、昨日20日に対応させていただきました。

 「今日依頼されて、次の日に対応」それはそれで結構たいへんですが、災害時の応急復旧は違います。出だしから「今からお願い」です。

 いつ来るかわからない「今からお願い」を待っているを待っている人が、存在するということを少しでも多くの人に知って欲しいと思います。