生コン打ちたいのになにやってんの

はしばです。。。

 土木工事にはかかせない生コンクリート打設。型枠に剥離剤を塗って、バイブレーター、スコップ、コテ、準備OK! でもミキサー車も到着したのに現場監督と生コン屋さんが『なんか』やってて生コン打設が始まらないよぅー。そんな場面、よくありますよね!

 あの『なんか』ってのが、生コンの品質確認、いわゆる現場試験を行ってます。

 コンクリートは工場で製造されて現場へ運ばれてきますが、気温や運搬時間などの影響を受けやすい材料です。そのため、現場に到着した時点で設計どおりの性能を保っているかを確認してからでなければ打設を開始することができません。

 まず行うのが、コンクリートのやわらかさを確認するスランプ試験です。専用の容器にコンクリートを詰めて引き抜き、どのくらい沈むかを測定することで施工しやすさと品質を確認します。

 やわらかすぎれば強度低下の原因となり、逆に硬すぎれば型枠の隅々まで行き渡らなくなるため、規定値に収まっているかが重要になります。

 続いて空気量の測定を行います。コンクリート内部に含まれる微細な空気は、特に寒冷地では耐久性に大きく関係します。適切な空気量が確保されていることで、凍結や劣化に強いコンクリートになります。

 さらにコンクリートの温度確認や、後日に強度試験を行うための供試体作成も同時に進められます。

 円柱状の試験体を作り、一定期間養生した後に圧縮強度試験を行うことで、設計どおりの強さが確保されているかを確認します。こうした試験は、ミキサー車が到着してから限られた時間の中で行われるため、現場では意外と慌ただしい時間でもあります。

 打設前に少し待ち時間があるのは、ちゃんと理由があるんですね!


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