香りは正露丸!? アイラモルトの沼と、飲み続けるための「2日ルール」

 こんにちは、量産型ロボCONです。完成検査が終わって、もう数週間が経ちました。あの緊張感がウソみたいに、最近はなんだかまったりした日々を過ごしています。追われるものがなくなると、時間の流れ方まで変わった気がする。夜もゆっくり座って、グラスを傾ける余裕ができて——これがまた、しみじみといいんですよね。

 大きな仕事が終わった夜のグラス一杯、これがもう最高なんですよね。

 ずっと書きたかったやつ、今日やります。アイラ島のシングルモルトの話と、「長く飲み続けるために私が守ってること」。お酒と健康、両方全力で。

スコッチの聖地、アイラ島ってどんなとこ?

 スコッチウイスキーの歴史は15世紀にさかのぼります。スコットランドの修道士たちが蒸留技術を磨き上げ、やがて世界中を虜にしていった。

 そのなかで私がドハマりしてるのがシングルモルト。単一の蒸留所で大麦麦芽だけを使って造るやつで、とにかく造り手の個性がダイレクトに出る。ブレンデッドにはない”素顔感”とでも言うか。

 で、その聖地と呼ばれるのがスコットランド西岸に浮かぶアイラ島。淡路島くらいの小さな島に、ボウモア・ラガブーリン・アードベッグ・ブルックラディ……世界屈指の蒸留所がギュッと集まってるんですよ。なんなんだよこの島(笑)。

 アイラモルトといえばピート(泥炭)。長年かけて堆積した植物の腐植土を麦芽の乾燥に使うことで、あの強烈なスモーキーさが生まれる。「正露丸みたいな香り」ってよく言われるんですが、まさにそれ。最初は「え、飲み物?」ってなるのに、慣れると抜け出せない。沼の入口はだいたいそんなもんです。

 私がとりわけ手放せないのがラガブーリン16年。どっしりした飲み口と深いコク、長い現場仕事を終えた体にじわ~っと染み渡る感じ。ただ、お値段もどっしりしてるので(笑)、毎晩というわけにはいかない。大きな仕事が終わった日や、ちょっと自分を労いたい夜にだけ開ける、いわば特別な一杯です。だからこそ、グラスを傾けるたびに「やっぱりこれだよな」となる。

ちょっとだけマジメな話——ウイスキーは「蒸留酒」

 ビールやワインは発酵だけで造る醸造酒。ウイスキーはそこからさらに蒸留してアルコール度数を高めた蒸留酒です。風味がギュッと凝縮されてるから、ちびちびゆっくり向き合うほど表情が変わってくる。量より質。財布にもやさしい。 ここ重要なとこなんで二回読んどいてください。

長く飲み続けるために——私の「2日ルール」3選

 うまいからこそ、長く飲み続けたい。そのために実践してること、正直に全部書きます。

① 週に2日、連続して飲まない日をつくる

 「休肝日、週1でやってるよ!」——それ、惜しいんです。 アルコールの離脱症状(手の震えや異常な発汗など)は、最後の飲酒から24~72時間でピークを迎えます。1日だけ休んでも、ピークが来る前にリセットしちゃってる。

 2日間連続で飲まない。それで体に異変がなければ「依存にはなってないな」と確認できる——いわば年に数回の自己チェックです。「なんとなく飲まなかった」じゃなくて、意識して設ける2日間。そこに意味があります。

② 食事と一緒に飲む、絶対に

 空腹での飲酒は肝臓への負担が段違い。肝臓が自己修復するにはタンパク質が必要なので、肉・魚・豆類をしっかり食べてからグラスを持つ。翌朝の疲労感がまじで変わります。 「つまみはウイスキーの邪魔」とか言ってる場合じゃないですよ(笑)。

③「寝酒」神話を捨てる

 「飲むと寝つきがいい」——これは本当です。でも続きがある。アルコールが分解される過程で眠りが浅くなって、夜中に目が覚めやすくなる。結果、睡眠の質はガタ落ち。体力勝負の現場翌日に必要なのは「酔い」じゃなくて「深い睡眠」です。疲れた夜ほど量を抑える——わかっちゃいるんですけどね、これが難しい。

 最高の一杯は、明日も飲める自分があってこそ成立する。うまい酒を末長く。ご安全に。最後に、このタイトルにふさわしい名言を一つ。

「酒は少量なら薬、大量なら毒である」
 パラケルスス(16世紀・スイスの医師・錬金術師)

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