小山田です。今日は先日みたドラマの話を書きたいと思います。
週末はよくNetflixなどをみる時がありますが、先週末は湊かなえさん原作の「落日」を鑑賞しました。なぜチョイスしたのかというと、原作を読んだのは覚えていたので、その復習というか、原作を読んで映像化された作品をみると結構違う時が多いので、それを確認したかったということもあります。
原作を読んだのは2年くらい前だったのですが、じつは内容はうろ覚えで、映画監督が映画を撮ろうとしている物語だったという程度の認識しかなかったので、どれくらい原作と違うのか判断はしかねますが、とりあえず原作を読んだという理由で鑑賞させて頂きました。
あらすじを簡単に書くとこんな感じです。
新進気鋭の映画監督・長谷部香は、国際的な評価を得たデビュー作に続く次作の脚本を、新人脚本家の甲斐真尋に依頼する。題材に選んだのは、15年前に小さな町・笹塚町で起きた「笹塚町一家殺害事件」だった。
引きこもりの兄・立石力輝斗が、高校生の妹・沙良を自宅で刺殺した後、家に火を放ち両親も死に至らしめたという凄惨な事件。判決はすでに確定し、力輝斗は死刑囚として服役している。
実は笹塚町は真尋の生まれ故郷でもあった。香はなぜ、すでに決着のついたこの事件を映画化したいのか。真尋はどう向き合うのか。二人は取材を重ねるうちに、事件の表層に隠された複雑な人間関係や、それぞれの胸に秘めた過去と向き合わざるを得なくなる。
香には幼い頃に笹塚町で過ごした日々と、ある少女への思い入れがあった。一方、真尋は亡き姉の存在と、自分自身のコンプレックスを抱えていた。事件の真相を追う過程で明らかになる衝撃の事実とは何か。
「真実」とは、「救い」とは、そして「表現する」ということの意味とは。絶望の深淵を見た人々の祈りと再生を描く長編ミステリーです。
もしこれから見る人がいると悪いので、ネタバレは書きませんが、とにかく人間の関係性とか時系列が複雑でとてもとても手の混んでいる作品です。
私は読書するとアウトプットしているんですが、2024年11月10日のアウトプットでこのようなことを書いていました。
昨日は北上出張だったので、道中でなにか聞こう。そう思いAudibleで「湊かなえ」さんをチョイスしてみました。往復で通しで1回聞くことは出来ましたが、物語が複雑すぎて、帰宅後も2回目を聞き、やっと聞き終えることが出来ました。
映像化したものをみても、複雑すぎるのはとても感じたので、Audibleで聞くだけでは、たしかに複雑すぎたのは当たり前だったのかも知れません。(笑)
湊かなえさんは、読んだ後に嫌な気持ちや後味の悪さを残すミステリーで「イヤミスの女王」という異名をとるほどです。しかし、本書の読後感はいわゆる「イヤミス」ではなく、過去の事件の真相を追う中で登場人物たちが再生や希望へ向かっていく、重厚でありながらも前向きな余韻を残すミステリー小説となっています。
湊かなえさんの作品で映像化になっているのは何本かみていますが、『落日』に関しては、仮にこれから読みたいと思っている人がいるのなら、内容が複雑すぎるので映像作品をみてから原作を読む方をおすすめして、今日は筆を閉じたいと思います。(笑)