ドーザとバケットの交換


 弊社が使用している除雪車両はホイルローダーです。元々は平らな場所で、土砂をバケットですくってダンプに積み込んだりするするための重機ですが、除雪の際にはドーザ(プラウともいう)を付けて使用します。

 いちいち雪をすくって、道路の脇などに置くのはとても時間がかかるので、走行すればさえ脇に雪を掻き出してくれるアタッチメントを装着して使用します。

 しかしこのドーザというものは、降っている最中に道路を行ったり来たりしている分には問題ありません。例えば60cmの降雪があったとします。そこを降っている間、15cmづつ4回に分けて除雪する分には問題ありませんが、降雪が終了し最初から60cmのところを除雪しようとすると、重たくてさっぱり作業がはかどらないんです。雪が逃げる所がないと、逃がす場所を意図的に作りながらやらなければならないので、時間ばかりかかるので、雪を好きなところにおけるバケットの方が重宝するわけです。

 先日まさに60cm降った場所の除雪に最初はドーザ で行ったんですが、撃沈しました。笑 バケットに交換して再チャレンジです。わたしたちは「ワンタッチ」と呼んでいますが、配管途中の油圧を切り替えると、バケットを留めているピンに油圧が切り替わり、結構簡単に取り替えが可能です。この方法を完全に理解しているのは、私を含めて5名くらいいますが、せっかくの機会なのでやったことのない2名に講習会開催です。笑

 次からは、一人でも交換して、一人で除雪に向かうこと ができますね。気をつけてお願いします。



 山奥はこんな感じです。このようなパターンは倒木がつきものなので、チェンソーを忘れず に。笑





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