宮古ロータリークラブに所属しています。「絶対イヤだと拒み固辞」しましたが、本年度は会長を仰せつかりました。(笑) 7/26(土)は、あえりあ遠野で開催された、インターシティーミーティング に参加してきました。
インターシティーミーティング(IM)とは、複数のロータリークラブが集まる会合のことです。地区内のロータリアンが一堂に会し、ロータリーの活動について学び、親睦を深めることを目的としています。
当クラブは 2520地区 ですが、4分区 の宮古・宮古東・山田・大槌・釜石・釜石東・遠野の 、7クラブで開催 されました。IM では、各クラブから 5分くらいのスピーチ を求められます。もちろん、会長のわたしがしゃべる羽目になったのですが、5分も上手くしゃべる自信が無かったので、原稿を書きました。せっかく考えたので、ここで紹介しようと思います。(笑)
2025-2026 宮古ロータリークラブ、会長を仰せつかりました小山田大助と申します。わたくしは、ロータリー歴は10年になりますが、実は昨年の会長エレクトになる前は、出席は数ヶ月に一度とか、お酒が好きなので夜例会の参加だけ、そんな感じでありました。俗にいう「幽霊会員」といったかんじでしょうか。そしてある夜例会の時に、会場の外でベテラン会員にこう言われたのをよく覚えています。「小山田さん、今度、会社に行って話がしたいので、いつがイイ?」そんな問いかけでありました。とてもイヤな予感しかしませんでしたが、強いオシもあり泣く泣く約束を取り付けました。
数日後に会社にきたのは、私にアポをとったベテラン会員と、昨年度の会長を務めたでした。てっきりなにかの委員長でも頼まれるのかと思っていましたが、「来年エレクト」をして欲しいというお願いでありました。実はこの時、私は「エレクト」たるものが、なんなのかよくわかっておりませんでした。確かに例会のときは前に席があって「エレクト」と書かれた席札があり座っている人がいる。その程度の認識しか無い、私はそんなロータリアンだったのです。
私の記憶ではそのお願いをされたのは、秋くらいだったような気がしますが、かなり強く固辞させていただきましたが、頼みにきた方は聞く耳を持ってくれませんでした。実はその次の春から、岩手県建設業協会宮古支部の支部長を仰せつかることになっていたので、それだけでも結構な用事があると前任者や事務局の人から聞いていたので、エレクトは出来たとしても、会長を全う出来る気がしなかったのです。しかし、繰り返しになりますが、聞く耳を持ってくれませんでした。
そしてエレクトになったというか、させられた私は精進して出席を心がけるようになりました。昨年度は多分5回くらいしか欠席していないような気がします。会長をやるからには、ちゃんとやり遂げよう。そう思い前任の会長の背中をみながら、来年は自分だったらどうしようか。その様に考えながらエレクトの1年を過ごしました。
その中で印象的だったことを一つ紹介したいと思います。昨年の9月に宮古ロータリークラブの会員である、寺崎ガバナー補佐の「旭日双光章受賞の記念祝賀会」が例会場である浄土ヶ浜パークホテルで開催されました。その時、宮古ロータリークラブの会員も招待されたのですが、私だけ他の会員と違うテーブルだったのです。私は2番目のテーブルで、前佐藤ガバナーと、加藤ガバナーの隣の席でありました。「来年、お前が会長をやるんだからしっかりしない」と、そんな寺崎会員のプレッシャーだったのだろうと今となっては良い思い出になっています。
他の会員からは「小山田さんの席は大変そぉ〜だぁ〜なぁ〜!」と言われましたが、とても二人共話しやすくて会話が弾んだのを覚えています。ガバナーまでやる人は、さすがだぁ〜なぁ〜と、その時は思ったのもよく覚えています。そのせつは、加藤ガバナー、大変有難うございました。
私が会長になってから、約1ヶ月が経ちましたたが、3回の例会と本日のIMに移動で4回目となります。私はエレクトのときから、何回かのスピーチで「会員増強」はしたいが言葉が固いので、もっと柔らかい言葉を使って活動したら良いのではないかと考えており、「 楽しい仲間を増やそう!」というスローガンを掲げさせていただきました。
宮古ロータリークラブだけの話では無いかも知れませんが、老齢化に伴い退会する人が昨年度も数名いたので、このまま運営していたのでは会員も減る一方で、減るだけならまだしも、残された会員の負担が増える一方だと考えたからです。
新年度から新監事のおかげもあり、早速3名の入会していただきました。年度が変わってからですが、私も声がけして、2名入会していただきました。出だしから5名の新しい仲間を増やすことが出来ました。しかし、「 楽しい仲間を増やそう!」というスローガンですので、新入会員が新入会員を入れてくれたら良いのでは無いかと思い、春の地区研修会で登壇された田中久夫さんのお話を聞いたこともありますが、加藤ガバナーが自費で購入しプレゼントしてくれた田中さんの「ロータリークラブに入ろう!」を読んでとても感銘したので、私も新入会員にプレゼントすることにして、実際、5冊購入し、バッジの贈呈のときに渡しました。
本を読んだ方はわかるかも知れませんが、田中久夫さんは高崎ロータリークラブで、会長の1年間で、64人だった会員を115人まで増やした際に、実施した様々な会員を増やすテクニックがたくさん書いてありました。私も少しでも実践出来るよう努力したと思います。
そして最後に、他のクラブはよくわかりませんが、宮古ロータリークラブでは、今年度のテーマバッチは、会長が会員全員分を購入することになっています。私がお金を出して、昨年度のうちに購入し準備しておきましたが、購入後、加藤ガバナーのはからいで、会員数のバッチが送られて来ました。つまり会員の数のほぼ2倍のバッチが宮古ロータリークラブにはあるわけです。1人に2個づつ配っても、意味がありませんので、少しでもこのバッチを有効活用出来るよう、目標は会員倍増ということで、大きいことを掲げて私からのスピーチとさせていただきます。
最後に、聞く耳を持たなかった、前会長と前幹事を紹介させていただきました。(笑)




















