橋の補修工事


橋の補修工事のお手伝いをしています。

伸縮装置を取り替え変えるため、周りのコンクリートを取り壊しています。

橋の入口や途中にガタンとするところがありますね。あれが伸縮装置です。詳しくは下のURLを参照してください。笑


橋や高速道路には、各箇所に遊間(ゆうかん)と呼ばれる隙間があります。この隙間は、温度変化などによって起こる橋自体の伸び縮みに対応するために設けられていますが、そのままでは走行する車や歩行者がとても危険です。

そこで使用されているのが伸縮装置です。

伸縮装置NAVI 伸縮装置とは? より

コンプレッサーという空気圧縮機からエアーを送り、その先に付いたブレーカーと呼ばれるものでダダダダします。

昔の工事現場の風景というか、漫画で出てくるような工事現場の風景です。

今どき、こんな原始的な方法で壊すのかと思うかもしれません。

最近はコンクリートを壊す場合、重機の先にアタッチメントを付けて機械で行う場合がほとんどです。

しかし、この手の補修工事は既存のコンクリートを生かしたまま、不必要な分だけ取り壊す必要があるので、機械で施工すると余計な部分まで壊れたりする可能性が高いので、人力施工が多くなります。

機械で施工するほうが、単価的には安く上がるのですが、そういう事情から人力で取り壊します。

単価はもちろん、高くなりますが、その分、とてもハードなお仕事です。

1時間もやっていると、弁当を食う時、箸を持つのもプルプルするし、字を書こうとすると、自分はあたるところでは無いのかと錯覚するくらい書けません。笑

大変な作業ですが、本当にお疲れ様でございます。

そして、ご安全に!!