凍結防止剤の積込に関するお願い


 弊社は岩手県より受託して凍結防止剤散布車を走らせています。範囲は、国道340号旧新里地域(茂市〜押角)となります。一昨年までは塩の供給が1トンの袋に25kgの袋が40入ったものでしたが、昨シーズンから1トンまるまる入った袋で供給してもらっています。

 25kgの袋を何十袋も積み込むために、様々な工夫をして難儀していましたが、1トンまるまる塩が入った袋になってからはとても楽ちんになりました。ユニックで散布車の上に塩を上げて、下にカッターで切り込みを入れるだけで、キレイに落ちてきます。

 そして何よりうれしいのは「空袋」の少なさでしょうか。うちの預かっている散布車は満載で3トン入りますが空から満タンにしようとすると、25kgの袋時代は、25kgの空袋が120袋と、1トンの袋が3つ。発生します。今は1トンの袋が3つだけしか発生しません。しかし思いつたのです。あまりダメージのない状態で中身をカラにすることが出来ればゴミにならないで済む

 塩が入っているのはコンテナバックと呼ばれるものですが、建設屋でよく使うものに「大型土のう」というものが存在します。簡単にいえば「土のう」の大きいもので、仮の土留に使用したり、河川で仮締切に使用します。本来の用途はそんな感じですが、実際には違う使い方もします。

 その用途は「大きなゴミ袋」代わりです。解体現場で分別したものを入れたり、廃プラを処分する時、業者に持ち込むのに梱包したり、そんな用途でも使用します。そんな用途なのに使用済みのモノがなければ、新品の「大型土のう」にゴミを入れてそのまま捨ててくるという、そんなもったいないことをしていたわけです。ちなみに新品で1枚1,000円位はします。

 処分するためのゴミを入れる用途であれば、下に少しの切込みが入っていても問題ありません。私が何回も試して発見したのですが、コンテナバックの真ん中をクロスに切れば、キレイに出てくるようですが、端っこを切ると最後までうまく出てこないので、あっちこっち切るハメになる時が多いようです。

 積込をする時は、いつも言っているのですが、もちろん守ってくれない人もいるわけです。笑 今朝も積込をする人に「真ん中をクロスに切ってね!!」と頼んだのに、ズタズタに切り裂かれてしまいました。そこでこれはちゃんと画像も踏まえて指示しなければならないかと思い、下のような画像を作って社内連絡にこう書きました。


2024/01/10_社内連絡に書いたこと

※塩の積込に関するお願いです。

 塩を積み込む時、ハジの方を切ると最後まで落ちきらないので、他の場所をたくさん切る事になり、再利用出来なくなります。写真の✕のように真ん中 を30cm程度クロスに切ってください。そうすれば最後までキレイに出ます。

 また現場で発生したゴミなどを詰める際は、新しいコンテナバックを使用しないで、必ず塩の空袋を使用することを徹底 してください。在庫が外にない場合は倉庫の2階にありますので、よろしくお願いします。

社内連絡より

 みなさんが、守ってくれることを心から祈っています。そして、ゴミ用の大型土のうを購入することは禁止としたいと思います。笑





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