メンタルがやられる!


 6/17付けの日刊岩手建設工業新聞、宮野社長のコラムに、洋野町の養豚場で発生したブタの伝染病、CSF=豚熱の防疫作業について書いてありました。

 洋野町のブタの殺処分1万7500頭は順調に進んでいるのか。埋設作業に建設業者が大きな役割をしている報道は少ない。そんなとき、鳥インフルエンザの埋設処分の経験がある社長が来社し、こんなことをいった。

 「いや〜、あれ、メンタルをやられるよ。ましてや、ブタは大きい。県職員も建設業従事者も大変な作業だと思うよ」

 そして宮野社長はこんなことを思ったという。報道は、建設業に就職希望が少ないことに配慮して、わざと建設業を表に出さいのではないか。笑

下の記事から私の見解。笑


 私も、災害対応や除雪など、夜通しの作業は経験ありますが、ブタの埋設処分など経験ありません。山で死んでいるカモシカを発見して、行政の人を呼んで見てもらってから埋設した経験はありますが、1頭だけの経験です。

 それを1万7500頭のブタを埋設するなんて、来訪者のいう「メンタルをやられる」というのがとても重い言葉に感じました。日頃の食卓で「豚肉」はよく口にする食材です。そんな現場に従事したら、とても口にできなくなるのかもしれないし、食欲すらなくなるのかもしれない。

 先日、県の方と話したら「終わる目処が立っていない」との見解でありましたが、無事に何事もなく終了することを祈りたいと思います。