らちぇっと

 先日面接して、入社してもらうことになった人に、会社に出向いてもらい、10月1日からの出勤に向け、社長自ら現場にも連れて行き従業員に紹介したり、いろいろと説明させていただきました。

 2名入社することになりましたが、どちらも、嬉しいことにまぁまぁ建設業会経験者です。しかし、1名の方は、道具は退職した会社に置いてきたので、道具が全くないということで、私が帰りDCMに寄って最低限の道具を調達してきました。

 弊社に入社する場合、業界未経験の方や、道具が無い方には、次のものは提供しています。

 腰袋、ベルト、ラジェット、金づち、番線カッター、手ノコ。6種類ですが、前に入社した人がいたときに、この調達を従業員に任せたことがありました。ラジェットは建設業界の基本は、単管クランプの17と、ホームタイの21が基本なんですが、そのサイズを間違って買ってくるということがありました。

 次に購入する時に、再び間違わないよう「ラジェットは17と21」という、それを忘れないためのアウトプットにしようと思います。(笑)

 この辺では「ラジェット」と呼びますが、買ったものには「ラチェットレンチ」と書いてありました。こんなところにも、ナマリが入っているんですね。(笑)

 ラチェットとは、一方向のみの回転を許し、逆方向の回転を阻止する機構、またはその機構を備えた工具を指します。この機構は歯車と爪(ラチェット機構)で構成され、レンチのヘッド部分に搭載されることが多く、ボルトやナットを締め付ける際にレンチを外さずに連続的な作業を可能にし、作業効率を大幅に向上させます。また、自転車のペダルや一部の楽器など、幅広い分野で利用されています。・・・・だそうです。

「ラチェット効果」というのもあるらしい。経済学等で用いられる用語。指標Aが上昇・増加するのに伴い、上昇・増加していた指標Bに関して、指標Aが下降・減少に転じても、それに伴う下降・減少と容易にならない状況、即ち、下方硬直性を有する状況を言う。家計における、収入に対する消費の性向に典型的に見られる。

 飲みに行けば行くほど、金がなくなるということですね。新入社員がいたことで、少し勉強になって良かったです。(笑)

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