チャレンジ型

 4月3日付けの 日刊岩手建設工業新聞 に総合評価落札方式の工事実績による評価を緩和する「チャレンジ型」の対象となる工事13件が公表されたと紹介されていました。

  一般の人たちは「なんのこっちゃ?」と思う人が多いと思うので、私が少し解説したいと思います。(笑)

 従来、入札は工事価格の価格を提示して、金額だけ で行われているものでした。それがここ何年かは、不適格業者を排除する一面もありますが「総合評価方式」といって、価格以外に 工事を施工した実績 や、地域精通度 などを加味し通信簿の様なものと応札金額を総合的に判断して落札者を決定する方式をとっています。

 そうするとどういうことが起きるのか。工事の実績がある会社しか受注 できなくなってしまい「強者がより強者になっていく」という図式が出来るわけです。

 それを緩和する方式として、施工実績が必要ない入札を13件、試行的に導入してみるというわけです。宮古管内は「二級河川長沢川筋長沢地区河川災害後1日(6災8号)工事」という工事が該当になっていました。

 公告予定時期が6月になっています。工事金額は弊社も応札出来そうなクラスなので、ぜひチャレンジしてみようと思います。(笑)

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