最初にノックするのは社長


 昨日は、宮古市倫理法人会の主催で開催された、経営者セミナーに参加してきました。講師は岩泉ホールディングスの山下欽也氏でありました。

 山下氏の話を聞くのは3回目でありました。1回目は法人会でセミナーを開催されたとき。2回目は、宮古市内の4つの公社(宮古/川井/田老/新里)の社長が、グリーンピア田老に集まって現状報告会をしてから、勉強会をしよう。そんな会合にになぜか私が、新里産業開発公社の社長の代理として参加。まぁまぁ少人数で聞きました。笑 公社の幹部プラス市の幹部といった感じで、15名くらいだったような覚えがあります。

 その後に山下氏を交えた、宴席もあったのですが、とても場違いで肩身が狭かったことを覚えています。笑 グリーンピア田老にはあまりいかないので、Googleですぐわかるだろうと思い、タイムラインを調べたら、2022年9月29日のようです。 19:20に西町のローソンで酒を買って家に帰ったようです。笑

 そういうことで、話を聞くのは3回目。更に昨年末に出た講師の著書「あたりまえという奇跡:岩手・岩泉ヨーグルト物語」も読了済みだったので、目新しい情報はありませんでしたが、とても印象的なことがあったので書き留めておきたいと思います。

 質疑応答の中で「販路拡大のコツ」について質問されている方がおりましたが、山下氏はこんなことを言っていました。

 普通うちの商品を買ってほしい、そんな風に営業に行くのは営業マンです。あまり社長自らはいかないのが普通です。しかし、社長が自ら取引先を訪れたほうが、決定権もあるので話が早くすすむ。新規取引先に最初にノックするのは社長がいい。

 私の手帳にはこうメモされていた。「最初・取引先・ノック」社長が率先して見知らぬところに進んでいく。山下氏の製品を作って売るという商売と、私の注文を受けて作る、それも一品生産という商売は、もちろん全然違うけれど、社長が率先して進んで未知なところに行く姿勢や、社長が自らさまざまなことにトライする。そんな姿勢を大事にするべきなのではないか。そんなことを考えさせれてくれる、とても刺激を与えてくれたセミナーでありました。

 このセミナーを主催して、私を誘ってくれて、冒頭に主催者の挨拶をしたM沢N江さん、ありがとうございました。笑



書籍は今年の2月に読了済みです。190dai.com という私のブログで書いた記事です。