春闘と物価高

2023/03/20付けの「日刊岩手建設工業新聞」の宮野社長の「時評」こんなことかが書かれていました。


「どうしたら、社員たちの給料をあげることができるのか」と日々悩みながら、大企業の春闘を見ては、肩身の狭い思いをしている

酪農をなりわいとする友人は、「肥料は1年前の2.8倍、飼料は1.7倍

今冬に入り、渡り鳥の感染が相次ぎ、新潟や群馬と、1月時点で約1000万羽以上が殺処分

先週、金ケ崎町でも、8万4000羽を殺処分し、県建設業協会奥州支部(高橋健二支部長)が、埋却処分に対応


春闘で賃上げが達成されたニュースを見て、うちの会社もそれなりに、給料を上げてあげたいと思っているのですが、ニュースで見るような数字にはなかなか踏み切れません。

さらに最近の物価高の影響もあり、そのプレッシャーが倍増しています。「肩身が狭い思い」とは非常に同感できる言葉です。

酪農をなりわいとする友人の言葉を引用ししていますが、建設業界においては仕事が減少したというレベルの話ではありません。物価高は、当然のことと考えるべきかもしれませんね。

春闘から始まり、鳥インフル。物価高。

最後は、「春闘もなく、黙々と働く社員たちと共に、これからも地域建設業の役割を伝えていきたい」と、そんな言葉で締めています。

どうぞ、よろしくお願いします。笑